まさか自分がバツイチになるなんて。

欠陥人間すぎて奥さんに愛想つかされ離婚した。

僕という人間の自己紹介②

今回は高校入学~公認会計士試験を目指すまでの自己紹介をしていこうと思います。

 

高校入学~卒業

前々回の記事でも書いたように、僕は第一志望の高校に落ち、何の役にも立たないプライドを引っ提げて第二志望の高校へ入学します。そのおかげで、全然友達ができず、暗い3年間を送りました。まあ、ドラゴン桜2でいうところの藤井君みたいなもんです。これから僕を思い浮かべるときは、藤井君(鈴鹿央士)でお願いします。僕は、鈴鹿央士です。

 

そんな僕ですが、高校1年生から太ってました。

それが何か学生生活に影響してくるわけではなかったのですが、ただモテなかっただけです。ちなみに、人一倍女の子は好きでした。女の子が隣を通るだけでドキドキしてました。席替えで女子に囲まれた時なんて、「ここは天国か?」と思ってました。女子に囲まれたいがために親や担任の先生の反対を押し切って、文系に進みました。後悔してます。

 

成績ですが、それなりによかったです。学年で常に一桁順位にいるくらいには頑張ってました。モテない分、勉強できなきゃ生きてる意味ないですからね。そりゃ必死でした。ちなみに、3年間「何を考えてるかわからないがり勉。太っちょ。」という評価を女性のみなさんから頂いておりました。感謝です。

 

勉強ばかりをしており、変なプライドを持って周りを見下し、人間関係を築こうだとか、周りのために動こうとしなかったため、そのような評価になったのだと思います。これも今回の離婚の原因となった性格的なところですね。

今思い返しても嫌な奴ですね。最低ですね、藤井君。

 

部活動は、小学校のころから変わらずバスケ部でした。これは自慢ですが、レギュラーでした。まあ、弱小校だったので大した自慢にもなりませんが。

2年生のころ、かわいいマネージャーが入ってきたのですが、僕はその子を好きになりました。もう、その子のために学校へ行き、体育館を走り回っていました。かわいかったです。

卒業時、その子は同じ部活だった僕の友達と付き合いました。なんなんですかね、本当に。さらに非モテを拗らせました。

 

大学受験のほうですが、第一志望にしていた国立大学に見事に落ちました。非モテ浪人生爆誕です。

 

大学入学~卒業

浪人の末、希望する大学へ無事入学しました。僕はここですべてのやる気を失います。高校入学時からこの大学に入ることだけを目標に生きていたので、人生の目標が達成され無気力な4年間を過ごします。サークルや部活にも入らず、ただ家と大学を往復する日々です。本当にもったいないことをしたと思います。

大学時、頑張ったことといえば囲碁くらいです。ヒカルの碁を読んでいたら囲碁を無性にやりたくなり、囲碁部に通うようになりました。これがきっかけです。

通っているうちに、「入部して」と言われるようになりましたが、断り続けます。捻くれてますね!

 

大学3年生から通い始めて、4年生の夏ごろには初段レベルの人と対等に打てるようになりました。大学生活で一番達成感を感じた出来事です。むなしいですね。

 

就職活動ですが、性格的に民間企業は無理だろうと思い、公務員を目指しました。

財務専門官と経済産業省を第一志望にしていましたが、どちらも官庁訪問の途中で落とされてしまいました。結局市役所しか受かりませんでしたが、ここでいつものくそみたいなプライドが発動します。市役所の内定を断ってしまいました。そして、結局民間企業へと1度就職することになります。

 

「1度」ということは、転職をしています。就職して数か月で、市役所へ就職したほうがマシだったと思うようになります。

 

前職~市役所入庁

前職の仕事内容ですが、地元の中小・零細企業を巡回して記帳指導と言われるものや小口融資のための財務諸表分析みたいなことをしたり、国の補助金をもらうための経営計画書みたいなものを作成したりしていました。こう書くとなんか難しそうな仕事をしているように見えますが(見えますよね?)、実際の仕事のほとんどは中小・零細企業の社長さんとおしゃべりをして帰るだけです。

「こんなことを続けていたら、ここから抜け出せなくなる。」と思い、市役所に戻ろうと思ったわけです。

 

ところで、前の職場に中小企業診断士の勉強をしている先輩がいました。なんとなく面白そうだな、と思い市役所への転職活動を行いながら僕も勉強することにしました。何を血迷ったのか、なんとTACへ通い始めます。

 

そして、中小企業診断士の勉強を続けながら市役所へ入庁します。

 

市役所入庁~公認会計試士験目指すまで

市役所入庁後ですが、僕はマッチングアプリを始めます。そこで僕は意外な事実を知ることになります。公務員は対してモテない。(職業としてという意味です。)

別にモテたくて転職したわけではないので別によかったのですが、公務員は安定していてモテるという理由で目指してる人がいるならやめたほうがいいです。昔と違い、住民のニーズが多様化する中で、公務員の仕事量は増えています(研修に行くとよく言われるやつです。僕は今の公務員しか知らないため、そうのように思ったことはありません)

仮にそうだとして、毎年の採用実績を見ても人員を増やしているわけではありませんし、仕事量に応じて給料が増えているわけでもありません。何より、業務が有能な人に集中し、仕事ができる人ほど損するような組織です。より分かりやすく言うと、無能な先輩より有能な後輩のほうが仕事量は多いにもかかわらず、給料は安いといった感じです。ちなみに僕は無能側の人間です。

無能でなければ働きながら資格試験の勉強なんてできません。働きながら試験勉強をする人は、よほど優秀な人間でない限り無能に徹したほうが良いと思います。受かってないですけど、働きながら勉強してみての体感です。

 

マッチングアプリの話に戻りますが、公務員はモテないといえど、それなりにマッチングはしますし、実際に会って食事なんかはできます。でもどうしてもお付き合いをするというところまで進めません。人数で言えば20人には少なくとも会っていると思います。そして、全員からフラれます。(20人に告白しているわけではありませんよ。)そして、僕はこう思うわけです。

「給料が低いからモテない。今よりも給料の高い仕事につけばモテるのでは?」

実際は、僕が不細工で、女性への気遣いができないからモテないだけなんですけどね。

 

そして、僕はどうやったらこの状況からより給料を上げることができるのかを考えます。まず考えたのは、中小企業診断士に合格し、独立することです。しかし、中小企業診断士の勉強をしながら僕はこう思っていました。

「合格したとしても診断士に独占業務はない。かといった試験内容は広く浅くで、試験の知識がそのままお金に繋がるとは思えない」

中小企業診断士の資格を持って食っていこうとすると、資格というよりも本人のコンサルとしての実務経験や営業力が重要な気がします。あくまで診断士の資格は実績を補強するための飾りみたいなものだと思っています。)

要は、一発逆転の資格とはなり得ないと考えたわけです。

すぐに診断士のテキストは捨てました。

じゃあ、どうするか。ほかの資格試験に手を出すか、大手の民間企業に転職するか。でも、大手企業への転職なんて現実的ではないです。残された道は、独占業務をもつ資格を取得することだけです。

(実際にはもっと方法はあるのかもしれませんが、僕にはこの方法しか思いつきませんでした。)

そして、公認会計士試験を受験することを決めます。理由は、学生時代に簿記2級を取得していたからです。ただそれだけです。

 

ちなみに公認会計士試験の受験を決めてから、彼女は3人できました。そのうちの1人は元奥さんです。どうやら何か目標をもって取り組んでいるとそれなりにモテるようです。

こんな話を聞いたことがあります。相手が自分に対して信頼と尊敬の両方を感じると、相手をコントロールしやすくなる。つまり、モテる。

「信頼」はいかに相手の味方でいるか、「尊敬」は肩書や専門性、今回の場合は向上心でしょうか。(この話は本当に聞いたことがあるという程度です

今のところ公認会計士の勉強をしていることで得た成果と言えばこのくらいです。

 

まあ、ここまで振り返っていると、僕の生き方というのは結構行き当たりばったりなところがあったなあと思います。市役所に結局入るなら最初から入ればよかったわけです。さらに、そのあと公認会計士の勉強を始めるのであれば、前職にいたほうが時間はずっとたくさん作れたのではないかとも思います。就職する前に、転職する前によく考えず、行動した結果が今なんだなあと思います。

この、「行き当たりばったりでいつもその場しのぎ」というのも離婚原因の一つだっただろうと思います。

 

 

(余談)

僕は社会人になってから一人目の彼女ができた際に、短答式試験1週間前にフラれています。理由は、「やっぱり好きじゃなかった」でした。やっぱりってなんだよ。

試験日は伝えていましたし、試験直前で伝えてくるあたり、相当好きじゃなかったんだろうなと思います。試験は普通に落ちました。

 

ちなみに、元奥さんと付き合うときや婚約する前に、公認会計士試験のことを伝えていましたが、彼女は「私が支える」と言っていました。しかし、いざ結婚をすると「試験勉強をしているのが腹立つ。応援する気にならない」と毎日のように言われていました。これは仕方のないことだと思います。彼女もまさかこんなに勉強をするとは思っていなかったでしょうし。なにより、彼女の言葉に甘えて勉強ばかりしていた僕が一番悪いです。

みなさんも、パートナーを持ちながら会計士試験の勉強をするなら相当の覚悟を自分だけでなくパートナーも持てていないと関係は破綻してしまうと思います。気を付けてください。

 

ちなみに今日の記事をここまで読んだ方は気づくと思いますが、僕は会計士試験に落ち続けたベテラン受験生です。このままではただの会計に詳しいおじさんになってしまいそうです。

 

今日はこんなところです。結構長めに書いてしまいました。次回も時間があれば読んでもらえると嬉しいです。